アートのご紹介
WELL-BEINGをテーマに創られた、「未来」「環境」「記憶」につながるパブリックアートが、
あなたとグリーンスプリングスの出会いを演出します。
鳥のような自然界の持つカーブと飛行機のような工業製品の持つ格好良さを同時に作品に盛り込んだ抽象形態で新しい時代のパブリックアートを意識して制作しました。三本の脚で高く持ち上げた構造は空を背景に仰ぎ見る視点を生み出し、晴れた日は青空に対比し、曇りには空に溶け込み、夜はライトアップによって夜空に浮かび上がる演出がされています。
ここに来られる方々に上昇機運の幸せが訪れますように。「TANE」は、自律的に制御されるデジタルライトおよびサウンドからなる作品です。
「TANE」は太陽が沈むとともに起床しライトが点く仕組みですが、どの「TANE」が発光するか、どのように発光するかは、その時々の自然条件を反映し制御されています。個々の「TANE」同士の取るコミュニケーションや作品の活動を決める選択は、日中に受ける日光の量や、温度、湿度に影響されるため、そのパターンは様々に変化します。充電している日中は彼らの音を聞くことができ、日没時に魔法のようなことが起こることを人々に予測させます。
「TANE」は変化する気象条件や季節に応答しています。「TANE」は自然のリズムに従うため、定期的に訪れる人々は、「TANE」の動きを少しだけ予測することができるようになります。「mirai」と名付けたこの作品は、2020年から2119年までの「未来」の100年を視覚化した彫刻です。5層で構成しており、正面から2020年の2,0,2,0の4つの数字が並び、隣は2021、2022・・・2119までと層を渡りながら年を重ねています。
100年分の西暦はそれぞれ異なる色で塗装されており、100色で彩られた「mirai」は100colorsシリーズの新作でありながら、はじめての彫刻作品です。100色の「未来」を支えるのは「過去」。白い数字で表現しており、構造としての役割も担っています。
真正面や横、後ろ、モノレールからなど、様々な視点から「未来」を眺めて想像して頂きたいです。
”「mirai」に凝縮された100年に みんなの夢が集まって欲しい 人と共に街が変わっていく2030年が過去になる みんなの夢が刻んだ年と重なり 虹んで虹んでいく 凝縮された100年に凝縮された想い 笑顔になって想像して欲しい 夢虹む「未来」”良質な絹織物の産地。そして空の都と呼ばれた飛行機製造と飛行場の歴史。この<養蚕から工業へ>という立川の「記憶」の縦糸に、<人・文化へ>という「未来」の横糸が紡がれて誕生するのが「GREEN SPRINGS」。この交わりを形にすべく、私たちは「糸のドローイング」を原点にもつ美術家・盛圭太の作品を初めて金属で立体化しました。それは、これまでの彫刻の歴史の中で重要なテーマでありつづけた「門」の形をとって現れます。
私たちの社会が、個の多様性が集まることによって紡がれるのと同じように、この「門」は個と社会の結び目となり、一見もろく細く見える線が網の目のようにつながっていくことによって、繊細かつ強固なバランスで全体を構成します。行き交う人や、歳月とともに育っていく樹木にも調和して、「ウェルビーイング」を象徴する街のシンボルとなっていくはずです。穴は空気を吸い込んで風を取り込み、その場所に馴染んでいく。風や土や雨で表情を変えていく。人と景色と呼吸を繰り返していく。
私の石は穴に種が落ちたり、苔むしていくことで表情を変え場に馴染んでいきます。
人間は寿命の限りしか目の前に在る景色は見られないのですが、石はずっとそこに在って、私たちの見られない景色を観ることができます。いつまでもGREEN SPRINGSが在ること、石が景色の一部になっていくことを願います。私の作品は基本的には自分がこのように世界を見ているという解説図みたいなものです。今目の前にある机やコーヒーカップ、そこにいる人、床、天井、自分の周りにあるものはもともとは無関係のものたちで、偶然ここに居合わせ今の状況をみんなで作り上げている。そうやってあらゆる本来無関係のものが混ざり合って形を成しているが、決して本当の意味で混ざり合う(一つになる)ことはない。でも隣に何かがあることで自分の輪郭や色が決定的になる。それが永遠に変化しながら続いていく世界。今回の作品NEHANもそういったものを描いています。GREEN SPRINGSもきっとたくさんの人で賑わい、新しい文化が形成されていくかもしれません。それは本来無関係だった人たちを繋げ、一つの形を形成させる役割をする重要なものです。絵が変化していくことでその様子をリアルタイムに伝えていければと思います。
携帯電話が当たり前となった今、かつては人々を繋ぎ、距離を縮める貴重なテクノロジーだった公衆電話が日常から消えて、遠く離れた人とメッセージを交わすことの価値が薄れているように思います。この作品は、突然現れた公衆電話が非日常感を演出し、この作品と人々が触れ合えるような仕組みをつくることで、互いにメッセージを交わすことの「価値」を再認識させます。 また、人々が立ち止まり作品に触れるきっかけをつくりだすことにより、この設置場所の階段スペースを人々がとどまることのできる余裕を与える憩いの空間として変化させることを狙っています。
透明の四葉のクローバーをたくさん作ります。ワークショップに参加した人はその葉に絵を描いて、自分だけのクローバーを作ります。そこで出来た様々な作品を花壇に植えて「幸せのクローバー畑」を出現させます。アートの授業を専攻している高校生が制作の準備をして、立川市の皆さんと一緒に作品を作りあげるというアートプロジェクトです。
赤川氏らは、再開発のために伐採される予定だった3本のプラタナスの保存活動を行なった。
そして、地元の音楽家たちが、この歴史を風化させないように、2006年からコンサートを続けている。
この作品は、上記の歴史がテーマとなっており、3本のプラプラタナスが見えるTACHIKAWA STAGE GARDENの入り口横に設置され、プラタナスの妖精(三楽士)によるオーボエ、クラリネット、ファゴットの木管三重奏が奏でられている。