イベント

<サステナビリティとD&Iの最先端を体験>『This is SOLIT!』

2F TAKEOFF-SITE

4月1日(土)~4月30日(日)に障害の有無に関わらず、誰もが着やすい服、オールインクルーシブファッションブランド「SOLIT!(ソリット!)」のポップアップストアがTAKEOFF-SITEにて開催されます。実際に商品のご試着や商品オーダーもでき、さらにワークショップや当イベント限りのコンテンツを豊富にご用意しております。

SOLITが目指すのは、多様な人も動植物も地球環境も、誰もどれも取り残さないAll-Inclusiveな社会の実現です。私たちは主に「ファッション」を切り口に、All-Inclusiveな社会を表現してきました。しかし、私たちが伝えたい”All-Inclusive”はファッションの分野に限りません。

そこで、今回のPOP-UP SHOPでは、食や住まい、学びや労働などさまざまなカテゴリーにおいて私たちが目指すAll-inclusiveな社会を空間で表現します。

 

【This is SOLIT!について】

オールインクルーシブファッションブランド「SOLIT!」は、2020年創業、ファッションを切り口に多様な人も地球環境も取り残さない社会の実現を目指すブランドです。

「必要なものを、必要な人に、必要な分だけ。」
この哲学と思想を胸に抱え、インクルージョンとサステナビリティを目指しています。
企画段階からファッションに課題を感じてきた当事者とともに必要なものだけを開発し、必要とされてから必要な分だけ作り出す「完全受注生産」のファッションサービス、それが「SOLIT!」です。
それぞれの好みや身体の特徴に合わせて、1,600通り以上の組み合わせの中から、自分だけのために服をカスタマイズすることができます。

 

【サステナビリティ×インクルーシブ】

暮らしに身近なファッション産業には、着る人々の気持ちを明るくしたり、日常を照らしたり、選ぶ楽しみや機能的価値をもたらしたり、とてもたくさんの「光」があると思っています。
一方で、「影」ともいうべき数多くの課題も存在しているのも事実です。
ファッション産業における課題は、「生産・労働・輸送・廃棄」とサプライチェーン全てにおいて存在しています。製造にかかるエネルギー使用量、農薬による土壌汚染、工場におけるCO2排出。さらにはそこまで負荷をかけて生み出したにもかかわらず、大量に作っては大量に廃棄するという、寿命の短いものづくりのあり方は「良い」とは言えません。
また、ファッションは、本来誰もが自律的に選択できるはずのものですが、「選択可能な選択肢」が限られてしまう人たちもいます。国内外ではファッションによる患者や介護者、障がい者の行動変化について研究はされているものの、実装されている事例はまだまだ少ないのが現状です。しかし、「変えていけることができる」ものであり、地球環境に大きな影響を与える産業だからこそ。多様な人、地球環境の健全な共存と権利・尊厳の確立している未来を実現するために3点提案をしています。

・受注生産

大量生産、大量破棄を促してきたこれまでのファッション産業から、限りある地球支援を「必要な分だけ」生み出す受注生産を起用しています。

・セミパーソナライズ

「企業やブランドが提示する選択肢に自分を合わせにいく」という選択手法は、安くて変更がきくものを選べる反面、我慢と妥協をうむと感じ、自分が自分らしくあるために、「ファッションの民主化」を実現。

・インクルーシブデザイン

障害やセクシュアリティ、国籍や信仰、肌色など世界には多様な人が存在する中、多様な人を包括していません。企画段階から多様な人とともに企画をする「インクルーシブデザイン」の手法を起用しています。

 

【課題を抱える当事者へのヒアリング・調査、プロトタイピングを経てうまれたインクルーシブデザイン】

車いすユーザーの課題から生まれた袖リブ

麻痺、視覚障害、授乳をする時に着脱が簡単なマグネットボタン

下半身肥満や脊髄損傷の方でも着やすいウエストのサイズ調整

 

【SOLIT! について】

SOLIT株式会社は、誰もが「違い」をありのままに受け入れ、健全に共存できる「オールインクルーシブ経済圏」の実現を目指す、オールインクルーシブライフスタイル企業です。誰でも、そして特徴的な体型の方も着脱しやすく、部位ごとに好きなサイズや丈を選ぶことができるセミパーソナライズのファッションの開発、医療・福祉分野への展開を目指しています。
先日、ドイツ・ベルリンを拠点にする世界3大デザインアワードの「iF DESIGN AWARD」にて、最優秀賞のGOLDを受賞し、国内外から「ダイバーシティ&インクルージョン」の実践と、「サステナビリティ」を実現したチームであることを評価されました。