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『森はよみがえる』C.W.ニコルが遺した日本の未来展

ATRIUM

【C.W.ニコルのスピリットを未来に繋げる】

『森はよみがえる』C.W.ニコルが遺した日本の未来展を、5月の生物多様性の日に合わせて、GREEN SPRINGSで開催いたします。2001年からスタートしたアースデイ東京。 C.W.ニコルは、その実行委員長を20年間務めました。2020年4月3日に永眠したニコルのスピリットを引継ぎたいとの思いから、アースデイ東京の実行委員の有志たちにより2022 年アファンの森に隣接する荒廃した森を甦らせるプログラムを展開する、アースデイの森プロジェクトが立ち上がりました。また、アファンの森財団設立20周年と併せて、C.W.ニコルが日本の未来のために森を遺したその軌跡を紹介いたします。

【展示会内容】

日本の自然に魅せられ日本人になったC.W.ニコルは、自然破壊が進む現状を憂い、36年前から森の再生に取り組みました。100年先の日本の未来を想い描き、自ら行動した証がアファンの森です。アファンの森では、現在長野県の絶滅危惧種が60種以上棲息する森になりました。その思いをニコルの言葉を中心にお届けします。

1、ニコルがなぜ森を甦らせたのかパネル展示

2、アファンの森の音(森とつながる体感)

3、アファンの森の映像など(現在の森体感、 ニコルのメッセージ動画など

4、アースデイ東京、アースデイの森プロジェクト紹介

 ・ニコルとアースデイ東京の軌跡(過去の軌跡)

 ・アースデイの森プロジェクト(未来への取り組み)

【C.W.ニコル】

作家、1940年英国南ウェールズ生まれ。

カナダ水産調査局北極生物研究所の技官・環境局の環境問題緊急対策官やエチオピアのシミエン山岳国立公園の公園長など世界各地で環境保護活動を行い、1980年から長野県在住。

2020年4月3日他界。享年79歳。

【アースデイ東京とは】

「アースデイ東京」が始まったのは2001年。代々木公園でのフェスティバルを中心に活動を続けていく事で、今では当たり前となった「エコ」や 「オーガニック」という概念を様々な領域に浸透させるだけでなく、自然エネルギーの普及やゴミを出さないイベントのあり方を提示するなど日本に おける環境活動の先頭に立ってきました。

現在、私たちが抱えている問題は数多くあります。私たちは気候変動、平和、生物多様性、森づくり、文化多様性…。これらの地球規模の問題を社会に提起するだけでなく、市民や組織、企業と共に解決に向けた行動を具体的に促すためのさまざまな企画をさまざまな場所で展開します。

 アースデイ東京2022 は、3月11日の東日本大震災追悼の日から、4月22日の『アースデイ』をピークに、5月30日のゴミゼロの日までを会期とし、都内を中心に、全国さまざまな場所で開催します。